CLTとは、「Cross Laminated Timber」の略称であり、ひき
板を並べ繊維方向が直行するように積層接着した厚みのある
板を指す。直行集成板とも呼ばれる。
1990年代にドイツで開発されて以降、欧米を中心に建築の
構造材として広く普及している。日本でも木材の活用法として注目されており、ハウステンボスは国内で初めてCLT工法をホテル用途に採用している。強度が高く、
断熱性、遮音性、
耐震性に優れているため、戸建て住宅以外にも
マンションなどの中層建築物などに幅広く利用される。