エキスパンションジョイントとは、形や性質の異なる建物や構築物をつなぐときに、継ぎ目の変化を吸収できるように接続する方法を指す。「伸縮継手」とも言う。
地震による
振動、温度変化による膨張や収縮により、継ぎ目が損傷するのを抑えるために設置する。
構造は、一定のクリアランス(すき間)を設けた上で、金属製のカバーや、鋼材とゴムを組み合わせた部材、鋼製フィンガージョイント(左右の指を組む形状)を付けるタイプなどがある。
建物全体の形状がL
字型やコの
字型の
マンションやビルでは、縦横に交差する部分にエキスパンジョンジョイントが採用されている。