グループホーム
(ぐるーぷほーむ)
別称・略称
認知症高齢者グループホーム
グループホームとは、介護保険制度においては、認知症の高齢者を対象に、少人数で生活を共に送る施設のことを指す。
地域密着型のサービスであり、1990年代後半に、国のモデル事業として開始した。入居の条件は、65歳以上であること、要支援2または要介護1以上の認知症患者であること、また、施設と同じ地域に住居および住民票が存在することである。対象者を認知症高齢者と限定しているため、認知症のケアを専門とする職員が常駐している。入居できる人数が少ないので、入居者同士や職員とコミュニケーションがとりやすいというメリットもある。食堂や浴室など共同で使用するスペースのほか、個室や準個室など1人の空間を確保できるのでプライベートも守られる。