コネクティッドホーム
(こねくてぃっどほーむ)
コネクティッドホームとは、家庭内のさまざまな機器をインターネットに常時接続したIoT(Internet of Things)によって、個々の機能がネットワークで有機的につながり、暮らしを快適・安全にする複合的なサービスを受けられる住宅を指す。
外出先からモバイル端末を使い、家電製品などを遠隔操作できる機能は、「電脳住宅」「ITハウス」といった名称で以前から存在した。コネクティッドホームのコンセプトはさらに一歩進む。たとえば、住宅内のセンサーで居住者の血圧・脈拍・体温・呼吸数などのバイタルサインを毎日蓄積・解析し、クラウドでつながった医療機関による健康管理を受けられるサービス。夜間に緊急地震速報を受信すると自動的にテレビやラジオの電源が入り、照明がつき、避難経路のドアや窓が開く機能など、人が意識的に行動しなくても、暮らしを豊かにするサポートを受けられるようになる。