ダイオキシン類土壌汚染対策地域
(だいおきしんるいどじょうおせんたいさくちいき)
ダイオキシン類土壌汚染対策地域とは、各都道府県知事がダイオキシン類対策特別措置法に基づき指定する、ダイオキシン類によって汚染され、かつ土壌から除去する必要がある地域を指す。ただし、人の立ち入りが可能であることのほか、工場あるいは事業地の場合は従事者以外の者が立ち入ることができる地域という要件を満たしていることが条件となっている。対策地域の指定後、知事は関係する市町村長の意見を反映し、公聴会の開催等によって対策地域に住む住民の意見を取り入れたダイオキシン類土壌汚染対策計画を作成し、土壌汚染の除去事業の迅速な実施が求められる。