ダストシュートとは、高層建築物の各フロアに設置されたゴミを捨てるための装置を指す。
廊下などに設けられた投入口からゴミを捨てると、最下層または地下の集積場まで縦穴を滑り落ちていく仕組みになっている。
昭和40年代まで
公営住宅やマンション・アパートといった
集合住宅、学校などの施設で広く取り入れられていたが、タバコのポイ捨てなどが原因の不審火の発生、ネズミやゴキブリなどの発生、悪臭の発生、子どもの転落事故などの問題により、近年では新築で設置されることはほぼなく、設置されている施設でも使用できない状態にされている場合が多い。