ヒーティング管とは、
ロードヒーティング工事の際に融雪したい場所に敷設される管を指す。
管内に加熱した不凍液を循環させることで地面を温め雪を溶かす。
施工場所は、毎日の除雪が大変な場所または凍結すると危険度が高まる場所がほとんどである。例えば、住宅の駐車スペースや坂道、
階段などである。
ヒーティング管の発熱方法は大きく分けて温水式とヒートポンプ式がある。温水式は、灯油やガスを使用した
ボイラーにより不凍液を加熱するもので、広範囲に敷設されている場合に適している。ヒートポンプ式は、ヒートポンプにより不凍液を加熱するもので電気代だけで済む。