わらい目地とは、石材などの継ぎ目(
目地)の部分に
モルタルなどの
目地材が詰まっておらず、隙間が開いた状態の仕上げ方を指す。
レンガ壁などに見られ、表面は開いているが、少し奥では開きの幅が狭くなっており、笑った口に似ていることからそう呼ばれるようになった。
目地は石と石をなじませるのを目的としており、荷重を石から石へと順に伝える役割を持つ。笑い
目地は外側が開いているが、力を順に伝えるためには合端合わせが重要となり、少し奥で合端合わせが行なわれ部材同士は密着している。笑い
目地とは反対に、
目地を極力目立たせないようにした物を、
眠り目地と呼ぶ。