家賃督促
(やちんとくそく)
家賃督促とは、支払期日を過ぎても賃借人より家賃の支払いがなかった場合に家主または管理会社より賃借人に対し家賃の支払いを催促することを指す。
家賃督促の手順としては、まず支払いを忘れていないかを電話や書面、訪問などで確認を行う。それでも滞納が続けば「督促状」を賃借人に送る。依頼をしても支払いのないときは「連帯保証人へ連絡する」と伝える。さらに支払いがなければ、賃借人に督促状を送るとともに、連帯保証人にも督促状を送り家賃の支払いを求める。契約解除の内容を盛り込んだ催告書を内容証明郵便で送る。退去が決まったら、賃貸借契約を解除し部屋を明け渡してもらう。未納の家賃があるときは、引き続き督促を行う。家賃は滞納、退去もしないとなれば、法的な手続きを取ったのち強制退去となる。