崖崩れ
(がけくずれ)
崖崩れとは、斜面の土砂や岩石が急激に崩れ落ちる現象のことを指す。
崖崩れは、大雨や地震の影響により土地の抵抗力が低下することで発生する。突然発生する上に崩壊速度が速く、土砂は斜面の高さの2~3倍程の距離まで到達することもあり、人命が失われるような甚大な土砂災害となる。
崖崩れの予兆としては、崖から小石がパラパラと落ちてくる、崖に亀裂ができる、崖からの湧き水が濁るなどの現象があり、このような現象が見られた際は直ちに安全な場所への避難が必要である。崖崩れ対策においては、崩壊する恐れのある崖では上部の土を取り除いたり、崖の斜面をコンクリートや芝などで覆ったりと浸水を防ぐ工事が施される。また、崖下に壁を作り崩落した土砂を受け止める方法も取られる。