透明釉タイルとは、
タイルの表面を覆うガラス質の被膜「釉薬」が施された
施釉タイルで、焼成後、釉薬がほぼ透明無色に仕上がったものを指す。
施釉タイルは釉薬が
タイルの色を作るが、透明釉タイルは被膜が無色なので、素地となる
タイルの色や風合いをそのまま反映し活かせる。またコーティングすることで吸水性を抑えたり、
割れにくくしたり、汚れを付きにくくするといった、優れた実用性を兼ね備えている。
石灰釉や灰釉、鉛釉が代表的な透明釉で、原料は長石や灰類であり、発色する物質をほとんど含有しないため、透明度が高い。