動力消防ポンプ設備とは、
火災の際、水源までホースを引き、ポンプによって消火活動に必要な水を放水する
消火設備を指す。ポンプ、内燃機関、車台、ホース、水源等によって構成され、自動車の車台にポンプが固定された朱色に塗られている消防ポンプ自動車や、人力によって搬送される可搬消防ポンプ等の種類がある。消防庁の
消防用設備等の試験基準によると、当該水源の直近(おおむね3m以内)、もしくは自動車によりけん引できるものや消防ポンプ自動車は水源から1,000m以内で、かつ雨等の影響を受けるおそれのない場所に備えておく必要があるなどとされている。放水量等は政令により規定されている。