防災センターとは、建物などの施設内の防災管理を集中的に行う場所を指す。
消防法及び
消防法施行規則により一定の防火対象物に設置することが定められ、
火災の監視や消防設備を備えている。主な設備は、自動火災報知機の受信設備、
スプリンクラーや消防用ポンプなどの監視設備、遠隔操作設備、非常放送設備などである。
マンションなどでは管理事務所が防災センターの役割を兼ねていて、この防災センターを中心とした防火管理体制がとられていることが多い。防災センターには、
火災や震災などに対応するために、公的な講習を受けた防災センター要員を配置する必要がある。