面取り
(めんとり)
面取りとは、木材や鋼材等の素材の角部分を削り落とし、小さな平面をつくる行為を指す。
主に木材角形断面の出隅角を、保護や装飾の目的で削り取り加工することである。たとえば木製の机の縁などは面取りされた結果、人を傷つけないように丸みを帯びている。多様な面取り種類が存在し、その加工でデザインも大きく変わる。面取りをする道具には、紙ヤスリやトリマー、電動ルーター、面取りカンナ、複雑な加工も可能なベベラーなどがある。面取り木材は市販されているほか、DIYも可能で、ホームセンターや材木店での面取りサービスもある。
面取りは木材の他にタイル加工や金属加工などでもよく見られる。料理でも野菜の切り口の角をごく浅くそいで丸くすることを「面取り」という。