流動化コンクリートとは、硬化前の
コンクリートに流動化剤を加え、流動性を高めた
コンクリートを指す。
主に高層ビルや積みブロックなどの現場組立用
コンクリート製品に使用する。
コンクリートは含ませる水量が多くなるほど、硬化に時間がかかるうえ、硬化後の
コンクリートの強度や耐久性の低下に影響する。このため流動化剤を混和することで柔らかくし、同じ水量や
セメント量でも
コンクリートの品質を下げることなく、
施工しやすい
コンクリートにする。通常の
コンクリートでは流し込むことが困難な場所でも、流動化コンクリートなら隅々まで充填することができる。