HT管とは、耐熱
ABS樹脂や後塩素化塩化ビニル樹脂を素材としたパイプを指す。
水道管や気体を通す
通気管、ケーブルを通す保護管等に用いられるが、高温域で安定して使用でき、耐久性、保温性にも優れているので、主に給湯配管に用いられる。内面が滑らかで
腐食に強く、軽量で
施工性にも優れるポリ塩化ビニル製のパイプ、通称「
塩ビ管」の中で「HT管」は耐熱
ABS樹脂や後塩素化塩化ビニル樹脂を素材としており、他の種類と見分けがつくよう、茶色の製品が多い。HT管を曲げて配管したい場合は、本体を曲げるのではなく継手(つぎて)というTの
字型やYの
字型をしたパイプと
接着剤で接合して使用する。