U字カットシール充填工法とは、
コンクリートや
モルタルに生じた
ひび割れをU
字に掘削し、
シーリングを充填する方法のことを指す。
主に
修繕工事などで、
ひび割れを補修する際に行われる工法である。ダイヤモンドカッターなどで幅10mm、深さ10~15mmほど
ひび割れ部分をU
字型にカッティングして、
エポキシ樹脂や
シーリング材を充填する。ひびを深くカットすることで接着面積が広くなり、
振動などでひびが動いたとしても追従することが可能である。そのため、同じ箇所が短期間に再び
ひび割れを起こさないようにする効果もある。