ウレタン防水工法
(うれたんぼうすいこうほう)
ウレタン防水工法とは、ウレタンという化合物を使った防水工事を指す。
ウレタン防水工法は、ポリウレタン樹脂を厚みを保ったまま均一に流し込み、継ぎ目がない塗膜をつくって防水層をつくる通気緩衝工法、液体ウレタン塗膜防水材を塗って防水層を作り防水する密着工法、防水材を流し込み、伸縮性が高くゴム状であるウレタンを使って防水する絶縁工法の3種類がある。
ウレタンを用いることで防水層が軽く済み、建築物に負担をかけにくいのに加え、複雑な形状にも対応しやすく、継ぎ目のない防水層をつくりやすいため、ベランダや屋上などによく用いられる。定期的にトップコートを塗り替えることで防水層を紫外線劣化から守り、長期にわたっての防水効果が期待できる。