オオゲジとは、非常に長い15対の脚をもち体長7cm程になる昆虫を指す。
ムカデ綱
ゲジ目という分類や、足の多さにより、ムカデと間違われることがあるが、攻撃性は低く、噛まれてもムカデのような毒性はない。またその見た目から不快害虫とも言われるが、蛾の幼虫や小型昆虫などを食す肉食で、衛生害虫であるゴキブリなどを捕まえて食べる益虫でもある。昼間は枯れ葉の下や石の下などに隠れていて、あまり姿をあらわさないが、夜になると活動を開始し、屋内に侵入することもある夜行性である。敵に襲われた場合、脚を自ら切って逃走する。半分以下の大きさである同種の
ゲジとともに、俗称「ゲジゲジ」と呼ばれている。