グレイジングガスケット構法とは、
サッシなどの枠に作られた溝に
板ガラスをはめ込む構法を指す。
主なグレイジングガスケット構法には、グレイジングチャンネル構法とグレイジングビード構法の2種類があり、グレイジングチャンネル構法は、ガラス
板の四方に、グレイジングチャンネルというコの
字型でゴム状の
ガスケットを巻き付けて装着し、
サッシにはめ込む方法である。グレイジングビード構法は、ガラス
板を
サッシの溝にはめ込み、グレイジングビードという2つに分かれた
板の両側から挟むように押し込み、固定する
ガスケットを用いる方法である。どちらも隙間を埋めることで水密性や
気密性を高めるが、止水・排水性能はそれほど高くない。