チャバネゴキブリとは、ゴキブリ目チャバネゴキブリ科に属する黄褐色のゴキブリを指す。体長は10~15mmほどで全国的に分布している。
チャバネゴキブリは、寒さに弱く、
冷蔵庫の裏や
エアコンなど暖かい場所を好み、集団で生活することが多い。また、夜行性のため、昼はじっとしていることが多く、夜にエサを求めて行動する。エサになるのは小さな昆虫や人間の食べ残し、落ちている髪の毛やコンロにはねた油などで雑食性である。
雑菌が多い環境に生息するため、体に菌をつけたチャバネゴキブリが住居内を歩き回れば、人間の食べ物に付着する可能性がある。万が一、菌が付着した食べ物を食べると食中毒を起こす恐れもあり害虫とされる。