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ルイ16世様式

(るいじゅうろくせいようしき)
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ルイ16世様式とは、18世紀後期ごろのルイ16世の時代におけるフランスの装飾様式を指す。 ルイ16世様式は、建築物の内装や家具などの装飾に取り入れられることが多く、ルイ15世様式の曲線を多用する繊細さから一転、直線的かつ左右対称なデザインへと変化した。 ルイ16世様式の時代、ポンペイの古代遺跡が発見されたことを背景に、古代美術が見直された。このギリシアの古典様式を踏襲したスタイルは、19世紀まで続く新古典主義の先駆けとなっている。 建築や家具の特徴は、左右対称の幾何学的形状が取り入れられていることである。装飾はシンプルで、植物や自然のモチーフが施される。家具の表面には、前の時代まで主流だった彫刻よりも寄木細工などで装飾がされ、脚は、溝彫りされた先細りの直線脚である。
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