ロートアイアンとは、炉で熱した鉄や鉄板をハンマーで叩いて形作る鍛造技法または製品のことを指す。ヨーロッパで発展し、古くから建造物に用いられてきた。
フェンスなどのエクステリア、
階段の
手すり、
家具などのインテリア、
窓格子やドアの取っ手などに装飾を兼ねて使われることが多い。
かつては全て手作業による鋳造で作られたが、現在は既成パーツを組み合わせて作るのが主流である。全て手作業で作られた製品はデザイン性に優れ、工芸品として扱われる場合もある。ロートアイアンは鉄製のため、表面に塗装を施さないと錆が発生することがある。