衣桁とは、和服などの衣類を掛ける
家具を指す。
鳥居に似た形をしており、1枚の衝立式のものと、真ん中に蝶番があり
畳める
屏風式がある。衝立式は呉服店での着物の陳列・展示や、染織工芸品の展示に使用されることが多い。
屏風式のものは中央から二つ折りにできるようになっており、部屋の端に直角の状態で置けるもので、脱いだ衣類の汗取りや皺伸ばしとして利用でき、和風旅館の客室などでよく見られる。一般家庭で見ることが乏しくなった
和室の
家具調度品だが、軽量なため移動も簡単にでき、使用しない時は邪魔にならず使いやすいので、置く場所を選ばない衣桁も登場している。