液体ガスケット
(えきたいがすけっと)
別称・略称
液状ガスケット
液体ガスケットとは、部材の接合面に塗布することで中身の漏れを防ぐことができる、シール効果のある液状の物質のことを指す。密閉が必要な部分に塗ると、一定の時間で乾燥し均一化された弾性や粘着性のある層を形成して、完全な密閉性と耐圧性を得られる。住宅では水道管などの水まわりに用いられる。単体で密閉効果が得られ、使用量も少なく済むことや、接合部の部材となじみやすいこと、接合部に応じた材質の選定や厚みの計算などの検討すべき項目を減らせることなどにより、様々な費用を削減することができ、工期の短縮にもつながる。