価額協定保険特約とは、保険金額を時価額ではなく再調達価額(建物:新築費、家財:再取得価額)で設定する特約を指す。
火災保険は時価額を基準に保険金額が決まるが、建物や家財は時間の経過とともに時価額が下がる傾向にある。そのため時価額で
契約すると、
火災が起こった際に支払われる保険金が、保険契約当時の金額よりも低くなることが多い。しかしこの特約を付帯していると、
火災が起きて被害が出た場合でも、建物の修理や家財の購入を自己負担なしで行うことができる。この特約は、
住宅総合保険、
住宅火災保険、店舗総合保険、
普通火災保険など、多くの保険に付帯することができる。