小規模受水槽水道とは、ビルや
マンションなどの
給水方式の1種で、
受水槽の有効容量が10m3以下で水道法の対象とならないタンク式給水方式を指す。
タンク式給水方式は、水道水を一度受水槽に貯めてからポンプで中高層階へ送水するしくみになっている。水道水以外を飲み水として使う一定の飲用井戸等を含めて「小規模受水槽水道等」と言う。小規模受水槽水道等は水道法の規制は受けないが、自治体の条例などで、1年に1回以上の検査・点検・
受水槽の清掃、水質検査など「必要な衛生管理」が義務付けられている。
なお、
受水槽の有効容量が10m3を超える施設は
簡易専用水道に分類され、水道法の規制対象となる。