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人工地盤

(じんこうじばん)
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人工地盤とは、もともとの地盤よりも上のレベルに構造体として人工的に造られた地表面を指す。 土地の有効利用を目的として、鉄骨造鉄筋コンクリート造などで構築される。傾斜地や崖地から平らに突出した一戸建て住宅用から、橋上駅舎の広場と立体歩道を兼ねたペデストリアンデッキ、大規模マンション立体駐車場上の庭園、複数街区にまたがる市街地再開発まで、規模や種類は幅広い。1968年から1986年にかけて香川県坂出市に開発された、地上9m、広さ1.2ヘクタールに及ぶ「坂出人工土地」が最初の本格的人工地盤とされる。 明確な定義がないため、広義には、海岸沿いに津波対策として設けた避難用高台、埋め立て地や盛土造成地なども含む。
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