石段とは、石材を用いて造られた
階段のことを指す。
飛鳥時代に造られ始めたとされ、切石を
階段状に並べて造られている。日本では、神社の参道などでよく見られる。熊本県にある釈迦院御坂遊歩道の石段は3,333段あり、日本一の石段として有名である。また群馬県の伊香保温泉では石段をシンボルとしており、石段街として古くから親しまれている。小規模な石段は住宅の
玄関や
アプローチ、
庭などに取り入れられることもあるが、その場合は石張りの
階段が多い。素材は花崗岩(
御影石)、玄武岩などが多く用いられている。