折り下げ天井
(おりさげてんじょう)
別称・略称
下がり天井
折り下げ天井とは、天井の一部が他の天井部分よりも低くなっている天井のことを指す。
天井は高いほうが開放的な印象になり、低いほうが落ち着く空間になるが、折り下げ天井を活用することで高低を上手く組み合わせた設計となり、空間にメリハリをつける効果がある。また、高低差により、同じ空間でも視線や動線をふさぐことなく、さりげなく空間を仕切ることができる。
LDKに下がり天井を選ぶ人が多いが、リビングの天井を下げると落ち着きのあるリビングとなり、間接照明などを用いてホテルのようにスタイリッシュな空間を演出できる。リビングとキッチンだけでなく、洋風なリビングと和風な畳コーナーの仕切りにも効果的な他、寝室の天井を折り下げると、落ち着いた寝室が演出できる。