通風雨戸とは、
窓の外側につける
建具の1種で、
ブラインドのようにスラット(羽板)の開閉や角度調節ができる機能がついた
雨戸を指す。
本来、
雨戸は防風や防犯のために設置されるため、閉め切ると完全に遮光され風も通さない。通風雨戸は、夜間に戸締りした状態で
換気したり、昼間はスラットの角度を適度に変えて
採光したりできる。スラットの間にクッション材を入れ、閉じた状態のときに密閉して
防音性を高めたタイプもある。
なお、古来日本でも閉めた状態で通風可能な「無双雨戸」や、スラットが固定された「
ガラリ戸」など、類似の機能を持つ
建具もある。