配筋図とは、
建築物の
構造設計図の1つで、
鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋
コンクリート造(SRC造)の建物における
鉄筋の配置などを示した図面を指す。「配筋詳細図」とも言う。
柱、
梁、床
スラブ、壁、
基礎などの
構造部に入る
鉄筋の配置、
寸法、数量、種別が記載される。設計図の縮尺は、平面図や立面図が1/200、1/100なのに対して、配筋図は1/50以上の細かい図面となる。
施工現場で必要な、接合部分の詳細、
コンクリートのかぶり厚、
鉄筋相互の空き、
鉄筋同士の継手の納まりなども表現するには1/20~1/5の縮尺で描く必要がある。