板張り天井とは、木を張りつけて仕上げられた
天井のことを指す。
元々
和室は、床は
畳、仕切りは紙、
天井は木という設えが一般的であったが、住宅内の洋室の増加にともない、広さを演出できる白い
クロスでの
天井仕上げがこれに変わった。近年では、
天井を
板張りで仕上げることは空間のアクセントや、デザイン性へのこだわりからであることが多い。自然素材のあたたかみや温もりを楽しみ、インテリア性を高める手段であるが、狭い部屋や、防火性に配慮しなければならない
キッチンなどは、不向きといえる。そのため、
リビングや
勾配天井、部屋の一部などに採用されることが多い。