部屋型耐震シェルターとは、住居内の一部屋丸ごとを補強してシェルターにする
耐震シェルターのことを指す。
耐震シェルターには、部屋型タイプの他に
ベッド型、
クローゼット型、
押入れ型、テーブル型などがある。部屋型耐震シェルターの
施工では、部屋の内側に土台の設置、床パネルの敷設を行い、壁パネル及び
天井パネルを組み合わせることにより補強された箱状の空間が作られる。床の補強工事を必要とする場合もあるが、基本的には組み立てのみで
施工が可能であるため、極めて短い工期で部屋のシェルター化が行える。予期せぬ災害に備え、日常生活において長時間過ごす部屋や
寝室などを部屋型耐震シェルター化にすることが一般的である。