密着張り工法とは、
タイルの張り方の一種で、
外壁下地に張り付け
モルタルを塗り付けた上に専用の
振動工具を使って
タイルを埋め込む工法を指す。「ヴィブラート工法」とも言う。
振動を与えることによって張り付け
モルタルが軟化し、
タイルがもみ込まれるように張り付くため、十分な接着力が得られる。
目地部分に盛り上がってくる
モルタルが
タイルの周囲に回り込むため、剥離もしにくい。
目地仕上げは、
タイル周辺にはみ出した
モルタルを細長い
目地ゴテで押さえるだけで済ませる方法もあるが、浮きを誘発しやすい深目地になることから、
モルタルが硬化した後に
目地詰めを行う一般的な方法が推奨されている。