耐震改修促進法とは、
建築物の
耐震化を促進する法律を指す。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災で、
新耐震基準を満たさない古い木造建築物の倒壊が相次ぎ、多くの犠牲者を出したことをきっかけに、主に
建築物の安全性を向上させること、
地震をはじめとした災害による
建築物の倒壊被害から国民の生命、身体、財産を守り、公共の福祉を確保することを目的に1995年12月25日に制定された。
2006年には改正耐震改修促進法が施行され、
耐震診断や
耐震改修工事のさらなる推進のため、各都道府県に数値目標を定めた計画作成・報告が義務付けられている。