用土
(ようど)
別称・略称
培養土
用土とは、植物を園芸用に栽培するための土を指す。
用土は、土のベースとなる基本用土と、基本用土に成分や性能を補う改良用土の2つに分けられる。基本用土でよく使われる土が赤玉土である。他にも黒土や軽石を多く含んだ鹿沼土、粘土質の荒木田土や真砂土などがある。それぞれ特徴が異なっており、育てたい植物に合わせて性質の異なった土と混ぜ合わせて使用する。
改良用土には、有機物と無機物があり、基本用土と混ぜ合わせて空気の通りや水はけをよくする。
有機物の改良用土は植物に良い微生物の動きを活発にし、土の養分を増やす作用がある。ビートモスやたい肥、腐葉土などが有機物の改良用土であり、軽石やバーミキュライト、パーライトが無機物の改良用土である。