干拓地とは、湖、沼、海などを堤防で仕切って干上がらせるか排水をして陸地にした土地を指す。農地化する場合は、水や塩分を排除してから利用する。
埋立地の場合、他の土地から採取した土砂で埋め立てる必要があるが、干拓地の場合はその手間がかからない。一方で遠浅か潟ができるなどの自然条件がそろっていないと干拓することができない。
干拓地はもともと水中だったため
地盤が弱く、
住宅地としては向いていない。日本では古くから干拓が行われており、有明湾の干拓事業が最も規模が大きい。新たな農地が得られる一方で、環境破壊の恐れも指摘されている。