水勾配とは、排水を目的に、水平よりわずかに傾斜させた勾配を指す。
雨水のかかる
ベランダなどの床や、水洗いを必要とする床面、例えば
駐車場、
屋上、
ウッドデッキ、
玄関アプローチ、
庭、
外階段など、屋外のさまざまなエクステリアに
施工される。
水勾配は、通常2~3%(1mにつき2~3cm)の傾きがつけられる。雨が降っても速やかに排水され、乾燥も早くなるため、カビ、コケ等の対策となる。また湿気や
浸水による
コンクリート等の錆びや
ひび割れといった劣化を防ぐ。ただし、
駐車場など広い面積では、水たまりができてしまう恐れがあるので、中央もしくは両端に溝を付けて、溝に向けて水勾配をとるなどの対策が必要である。