連帯債務
(れんたいさいむ)
連帯債務とは、1つの借り入れを複数の者それぞれが全額の債務を負うことを指す。住宅ローンにおける連帯債務の場合、夫婦や親子など2人のうちどちらか1人が主債務者となり、もう1人が連帯債務者として借り入れを行い、連帯債務者も主債務者と同じ債務を負うことになる。連帯債務を利用した場合の住宅の名義は、主債務者と連帯債務者が、それぞれの出資割合を持ち分とした共有名義にすることが一般的である。二者とも債務者になるため、年収の比率や住宅の持ち分割合などに応じた、ローン控除が受けられる税制上のメリットがある。