ESCO事業
(えすこじぎょう)
ESCO事業とは、ビルや工場などの省エネルギーに必要な改修を、ESCO事業者が初期投資となる設備の導入から運用の指導、装置類の保守管理までの費用を負担して、エネルギーの経費削減を実施し、その削減実績から一部を報酬として受け取る事業を指す。ESCO事業者が大部分の費用を負担するため、顧客に新たな費用負担は発生しないとされる。
ESCO事業の最大の特徴は、エネルギーの削減効果が見込めない場合はESCO事業者がペナルティーを負担し、顧客の利益を保証することである。これをパフォーマンス契約という。