SGマーク
(えすじーまーく)
SGマークとは、安全性に関する基準を満たした生活用品につけられるマークを指す。
表示許可、認定基準の策定は、一般財団法人製品安全協会がおこなう。対象製品は、乳幼児用品や福祉用具、家具、家庭用品、台所用品など100品目以上がある。認定基準は、製品の構造や安定性、材質や強度などの安全性にかかわる項目ごとに定められており、学識者や製造事業者、消費者からの意見をもとに、最新技術や実際の事故の状況を反映して作成される。万が一、SGマーク製品の欠陥によって人身事故が発生した場合には、消費者は製品安全協会が契約を結ぶ損害保険会社から、最大1億円の賠償措置を受けられる。この制度により、消費者に製品の安全性と信頼性を保証すると同時に、製品の欠陥が理由となる事故を補償することができる。