縁なし畳とは、その名の通り縁(へり)がない
畳を指す。
通常は半畳の大きさで作られる。縁なし畳を
琉球畳と呼ぶことが多いが、厳密には、
琉球畳は、
琉球畳表を使用した縁なし畳のことを指す。
琉球畳表には、通常の
い草とは異なる植物が使われている。
縁無し
畳の製作方法は、通常使う
畳表より幅の広い
畳表を使い、四方に折り曲げながら土台を包み込むように加工する。その際、
畳表を割らないように折る必要があり、製作に手間と技術を要する。
縁なし畳を敷くときには、
畳の目で
市松模様が作られることが多い。縁がないことで見た目にもスッキリとし、モダンなインテリアを実現することが可能となる。