アセトアルデヒド
(あせとあるでひど)
アセトアルデヒドとは、エタノールが酸化して生成される無色の液体を指す。
シックハウス症候群の原因となる物質の一つとされ、建物の塗料や接着剤、防腐剤などに含まれていることがある。吸入すると顔面紅潮や頭痛、動悸などの症状が現れる。引火性が強く、消防法では危険物第4類引火性液体に指定されている。
住まいにおけるアセトアルデヒドの対策としては、建物完成後にアセトアルデヒドを測定したり、塗料や接着剤などの使用を制限したり、頻繁に換気をしたりすることが有効とされている。
ちなみに、アルコールを摂取した際、エタノールが肝臓で酸化されることによってもアセトアルデヒドは生成される。これは二日酔い等の原因の1つとしても知られている。