エコロジーハウス
(えころじーはうす)
別称・略称
エコハウス
エコロジーハウスとは、自然素材を使って健康に配慮し、自然エネルギーを活用し、環境への負荷を抑えた地球にやさしい住宅といった意味合いを指す。
「環境共生住宅」の考え方に近いが、明確な定義はない。1997年に「京都議定書」(COP3)が採択された前後から、エコロジー(生態系)に配慮する住まいが注目されはじめ、「エコロジー建築」「エコ住宅」「エコホーム」といった多様な表現が登場した。エコロジーハウスもそのうちの1つと言える。
2010年前後に、環境省が「21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」の一環として、「環境基本性能の確保」「自然・再生可能エネルギー活用」「エコライフスタイルと住まい方」の3つの観点に合う住宅を「エコハウス」と認定する政策を実施していた。現在は、「エコ」よりも、「ゼロ・エネルギー」などの消費エネルギーにフォーカスしたネーミングが増えている。