シルキーオークとは、ヤマモガシ科グレビレア属の低木の
広葉樹で、オーストラリアのクイーンズランド州やニュー・サウス・ウエルズ州など雨量の多い地域や、アフリカなどで分布する木を指す。オークという名前がついているが、オークの種類ではない。辺材と心材の境目はそれほどはっきりしておらず、辺材は淡色で心材は褐色または赤褐色をしている。肌目はやや粗、木理は通直で比較的硬めの材質だが、加工には問題ない。製材にすると、木目はうろこ状で、虎班のような模様が出てくるのが特徴で、仕上がりは滑らかで建築材料として以外にも
家具や楽器、箸や万年筆など小物類などにも使われる。