ネットゼロエネルギーハウス
(ねっとぜろえねるぎーはうす)
別称・略称
ZEH
ネットゼロエネルギーハウスとは、住宅の省エネ性能を上げ、さらに太陽光発電などによってエネルギーを創ることにより、1年間に消費するエネルギー量を自宅で創るエネルギーが上回るもしくは同等にできる住宅を指す。
ZEH(ゼッチ)ともいわれ、「ネットゼロ」とは正味ゼロという意味である。ZEHを実現するには、断熱や省エネ設備などによる「省エネ」、太陽光発電などによる「創エネ」、蓄電池などによる「蓄エネ」に加え「HEMS」を活用し、使用エネルギーの「見える化」を行う。ZEHの建築にあたっては補助金制度を設けるなど、政府もZEHの普及を強力に後押ししていく方針を打ち出しており、「2030年には新築住宅の平均でネット・ゼロ・エネルギーを目指す」としている。