ホンジュラスマホガニーとは、名前の由来となっているホンジュラス共和国をはじめとする中南米に広く分布する、
センダン科の
広葉樹を指す。耐久性が高く、乾燥による狂いが生じにくい。
キャビネットなどの高級家具材や
羽目板などの
内装材として使用される。ブラックウォールナット、
チークと並んで世界三大銘木と称される。
辺材は黄白色で、心材の色は淡赤色から赤褐色までさまざまである。経年変化で徐々に深い赤褐色へと変化する。なお、横行する乱伐や不法伐採を防止するため、現在ワシントン条約で取引が制限されている。