レーヨン障子紙とは、植物繊維のパルプにセルロース系の化学繊維である
レーヨンを40%以上配合して作った
障子紙を指す。高級品質といわれるコウゾ原料の
障子紙と強度や美しい光沢がとても似ているが、原材料費が安いというメリットがある。また、
レーヨンを配合することによって、紙の通気性を高めたり、手触りや肌触りといった材質感を高めることができるので、
レーヨンの配合率が上がるほど品質も比例して上がるとされている。ちなみに、植物繊維のパルプに
レーヨンが20%以上、40%未満配合されたものは
レーヨン入り
障子紙と呼ばれ、質、価格ともに
レーヨン障子とその他の種類の
障子紙の中間に位置している。