下地材とは、
建築物の仕上げ工程の前段階で、貼りつけ材や塗りつけ材の下に処理する部材を指す。壁紙の下地材としては
石膏ボードを始めとするボード類が最も多い。ボード類を取り付ける場合は、その下にある
胴縁や野縁が下地に当る。塗り仕上げの場合、2度塗り、3度塗りがあり、仕上げ塗装が適する面にするために前段階に処理することを「下地拵え」と言う。
コンクリートの上に
床材を貼る前凹凸をならすために撒く「
プライマー」と呼ばれる下地調整液、下地の段差や穴を埋めたり、吸い込み防止をするために
施工する
シーラー、パテなどの下地調整材もある。